株式会社もくれんは平成31年5月を持って
無事に10周年を迎えます。

今でこそ、国が動き「低栄養改善・食支援」について様々な取り組みが成されるようになった訳ですが、

...株式会社もくれんは創業当初から
食事の内容に拘り、しっかりと食事を食べて頂く取り組みをこれまで続けて参りました。
本日の写真、かつてのデイサービスもくれんの昼食は正しくその原点と言えるものであり、今も尚、その意思は脈々と受け継がれています。

注:もくれんの食事は主菜だけ一人用に盛り付けてあって副菜は皆さんで取り分けて頂きます。

そのような中、昨日、湖陵町の民生児童委員協議会の来訪があり食支援について説明してくれた栄養士さんの言葉がとても心に残ったのでご紹介します。皆さんのご家庭、事業所でも是非参考にして下さい。

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 もくれん湖陵では、今年度の事業計画のひとつに、低栄養の改善と食支援が上がっています。
 この「低栄養」については、近年TVや書籍でもよく目にするようになりました。高齢になると消化吸収能力が衰えるために、若い頃と同じ量を食べていても、十分に吸収できずに、栄養不足になる場合があります。「もう歳だから…」と若い世代にお肉やお魚を譲って、日常的に「粗食」になっていると、高齢者はどんどん抵抗力が落ちて、老化も加速してしまいます。

 これからは人生100年時代と言われていますが、一方で自立した生活を送れる期間の「健康寿命」というのは、平均寿命と結構、差があるんですね。
 男性は約9年、女性は約12年。いずれかの支援や介護を必要とされる期間が9~12年あるということです。せっかく長生きされるなら、いつまでもお元気で、充実された晩年が理想的かと思います。お配りしている資料の中に、「低栄養」についてと、改善策の取り組みの一つの「たんぱく質の摂り方」について記載してありますので、またお時間のある時に目を通していただけると幸いです。

 実は、もくれんは、高松に本店がありまして、10年前の開所当時から変わらず食事に力を入れていました。家庭的なメニューを、安心安全の手作りで提供しています。季節感や彩りはもちろん、使用するお肉は国産のもの。お魚も、地元のお魚屋さんから仕入れる新鮮なものが中心です。
 他、てんさい糖や油など、調味料にも気を配り、職員も皆さんと同じものを一緒に、美味しく、楽しく、頂いています。

 もくれん湖陵では、食べていただく方の、ココロもカラダも元気になる食事をご用意しております。ご要望があれば、家族の方や地域の方にもご用意できますので、お気軽に連絡いただければと思います。

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