雪の中での訪問
2024年02月01日
小規模ホームもくれんです。
この時期、積雪があったとしても、凍結があったとしても
私たちは毎日数回に及びご自宅へ訪問させて頂きます。
なぜならご自宅で私たちのことを待っていらっしゃる方がおられますからね。
季節や天候以外の理由においても
ご利用される方が「通えない」または「通わない」ケースは日々多く見受けられます。
そのようなケースに備えるためにも
私たちの支援は「自宅で過ごすことを想定する」もので在りたいと、そのように考えています。
実際にご利用されていた方のお話として
「自宅を離れて過ごすことで、自宅での過ごし方が分からなくなる」
「せっかく地域の人が訪ねて来ても、留守だと会えないよ」
「先祖代々守ってきたこの家を留守にする訳にはいかない」など。
「通い=デイサービス」「泊り=ショートステイ」を利用するということは
本来、ご自宅で、ご自宅のある地域で過ごすはずであった時間を
ご自宅や、ご自宅のある地域を離れて過ごすということになります。
そうすることで、元々あった「自分で構築する自宅での時間」や「地域とのつながり」を途切れさせる恐れがあることを
私たちサービス立案者、提供者は理解しておく必要があります。
そしてその点を踏まえ、私たちの提供する毎日の支援の中で
「自宅で過ごすことを想定した支援」はとても重要なことだと思っています。
万が一「通えない」「通わない」があったとしても、支援の手がちゃんと差し伸べられるように。
これからもスタッフ皆で力を合わせて取り組んでいきたいと思います。