自立支援
2019年01月22日
本日もどなたがと言う訳でもなく
「手ごしましょうか?」と自然に配膳が始まりました。
机を拭く方、副菜を取り分ける方、ご飯をよそう方、入れられた器を配膳し易く並べ替える方など。
...そして配膳。
お盆を両手で持って配膳される姿は何よりのリハビリ、機能訓練かと思います。
その光景を遠くで眺めていた車いすにお乗りのAさん。
「あの氏は私よりおばあさんだに、私は楽をして・・・」
「私も手伝いたいけど、身体が動かんでゴメンね・・・」
何とも言えない悲しそうな表情でそのように仰られました。
「Aさんがここで皆さんを応援して下さっているおかげで、皆さんも ”Aさんの分も私がやりますよ” ”だからAさん、しっかり食べてよー” と、そう願っておいでですよ」
「Aさんのおかげさまです、ありがとうございます 」
「だからこそ、Aさんのお仕事は、皆さんの願いに応えるためにも、まずはしっかり食べることですよ 」
Aさんの表情が少し和らぎました。
「自立支援」は「自己決定の先にある」必要があります。
「~させられる」のではなく「~したい」で在るように。
そして「自立支援」には様々なカタチが在るということ。
Aさんのようなお気持ちを抱かれる方もいらっしゃると、そのように肝に銘じて、今後も微力ながらお手伝いさせて頂きます。
Aさん、ありがとうございました(●^o^●)